2007 5月 4日号

いつも「まんまる米」をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。

木曜日に野菜苗の鉢上げが終わりました。
既にご存知かと思いますが、30cm×60cmのトレーにすじまきした種が発芽し、
本葉3~4枚になった苗をポット(まんまるファームの場合、直径約10cmのポット)に
移植する事を「鉢上げ」といいます。
この状態で畑に定植できる大きさまで育てます。

この作業時には毎日苗を見続けるものですから、お風呂に入ったりただボーっとリラックス
している時にふっとまばたきをすると、瞼の裏に苗がはっきりと見えることがあります。
写真のネガのような感じなのですが、とにかくはっきり見えるのです。しかもアップです。
「瞼に焼きつく」という表現がありますが、本当ですね。

何年か前に*アブラムシが大量発生し、苗の葉の裏にビッシリついたことがありました。
その時は、一つひとつの苗のアブラムシを手で取りながら鉢上げをしたのですが、
とにかくおぞましい訳です。
目を閉じた途端、苗とウジャウジャついたアブラムシがドアップで見えるのですから。

毎日大量に見続けているものが焼きつくようで、
ナスの収穫時にはナスが、カボチャの出荷作業をしている時にはカボチャがどれもアップで見えます。
斜め上や下から見たものや横からなど、その都度見える角度も違っています。
あんまりはっきりしているので、それを見ながら絵が描けるほどです。

皆さんはこういう経験ありませんか?

*     アブラムシ・・・・体長1ミリ程の小さな虫ですが、葉の汁を吸い、
ウイルスを媒介する事もあります。         さちこ