2007年 9月21日 号

いつも「まんまる米」をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。

9月も半ばを過ぎて、まだ真夏のような暑さが続いています。
この地方では、以前はお盆を過ぎると早々と秋の風 が吹き、
ナント夏が短いことかと寂しいやら腹立たしいやら、どうにももやもやとした気分になったものですが、
ここ数年は9月にはいってもまだまだ半袖を着ることが多くなりました。

この時期にセミが元気に鳴いているのも、大型の台風が来るのも温暖化の影響でしょうか?
8月は全国的に猛暑に見舞われ、人体にもダメージが大きかったと思いますが、農作物にも高温障害が出ています。
特に暑い地方では、米が白く濁り品質低下が著しいそうです。
また害虫の被害もひどくなっているとか。
そうなんです。気温が上がると害虫も増えるのです。特に私達のように薬を使わない作り方では、
対策に苦慮します。
問題が出ているのはお米だけではなく、果樹・野菜・菊などの花卉にも異変が生じているようです。

温暖化対策もすぐに結果が出るものではありませんし、
私一人が少々の事をしても、もうどうにもならないのでは?と思うかもしれませんが、
自分達の食べているものに大きな影響が出ていると思うと、
ぐっと身近に危機感を感じますね。

私はこの夏、つい炊飯器の中にご飯を入れっぱなしにしていて腐らせてしまうという事が何度かあり、
佐久ではなれない猛暑とは言え、「なんて勿体無い事をしてるんだ。バカバカ」と罪悪感に駆られています。
皆さまも9月だからと言って気を抜かないように、食中毒などには気をつけて下さいね。
さちこ