やさいだより No.164 2000年 9月22日(金)
どこの田んぼも黄金色の穂がゆらゆらと揺れています。
9月も下旬、稲刈りシーズンがやってきました。
最も早い人はすでに先週刈ってしまったところもありますが、
おそらく9月30日(土)、10月1日(日)頃が稲刈りピークになりそうです。
(土、日がピークなのは兼業農家が多数を占めるからです)まんまるファームでも25日くらいから始める予定です。
今年のうちの稲は育苗がうまくいかず根張りが最悪の状態で、田植え後どうなるか心配していましたが、
猛暑という天候に助けられてかなり成育も復活しました。
でもやはり毎年のことながら課題は雑草対策でした。
田に高低差ができて水を溜めてもすぐに地表が露出するような個所は、
かなりの雑草が繁茂して稲の成育を妨げてしまいました。
昨年から始めた
「米ぬか除草(田植え後、米ぬかをまいて米ぬかが分解されるときに発生される有機酸などの効果で雑草の成育をを抑制すること)」
ですが、本当は田植え後1週間くらい(稲が活着してすぐ)で米ぬか散布したいところが、
苗がうまく作れなかった関係で活着が遅れて2週間以上たってからの散布となりました。
それでは雑草も発芽して少し大きくなりかけているので米ぬかの抑草効果も発揮できませんでした。
来年は育苗をもう一度研究していい苗を育てて、
田植え後1週間でバチッと米ぬか散布、雑草に勝ちたいと思います。
稲刈り後は、約2週間の天日干し、そして新米は10月下旬頃からお届け開始予定です。
けんじ
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