やさいだより No.154 2000年 7月14日(金)
毎年、ハウスの中できゅうりを作っていますが今年も約180株のきゅうりが成育中です。
きゅうりはうどんこ病・菌核病などの病気が出やすいですが、
きゃべつなど葉ものにはつきものの青虫・ヨトウムシなどイモムシ系の虫はあまり付きません。
ただ「アブラムシ」はきゅうりが大好物のようで毎年株によってはびっしりとついてしまいます。
アブラムシがつくと葉が弱ってきゅーっと縮んで成育が停滞します。
まず1~2株にたかると、
徐々に範囲を広げていくので心配し始めますがあるところまで増えると今度は減っていきます。
そうです、
アブラムシの天敵「ナナホシテントウムシ」(以下テントウムシ)が増えてアブラムシを食べてくれるからです。
今、きゅうりのハウスではテントウムシがそれはもう大繁殖し、
うじゃうじゃと動き回りせっせとアブラムシ退治をしてくれています。
葉や茎のみならずきゅうりの実にもくっついていたりするので収穫するときは
「有難う。しっかりきゅうりをガードしてやってや!」と心の中でつぶやきテントウムシに感謝しています。
テントウムシのみならず、畑ではカマキリがバッタを捕食していたり…。
まさに生態系のど真ん中ですよね。 けんじ
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