まんまるだより     2013年 8月 16日 号

~ 洪水 佐久の風習  ~

毎日暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか?

今日16日は送り盆です。地域ごとに色々な風習があると思いますが、
こちらでは、お盆とは別に8月1日にお墓参りをするという風習があります。
なぜお盆じゃないのだろうとずっと不思議に思っていましたが、どうやら「戌の満水」という昔の大洪水に由来しいらしいです。

昔から千曲川は洪水を繰り返し住人を苦しめてきましたが、
中でも寛保2年(1742)8月30日(旧暦8月1日)の大洪水では、
千曲川流域で2800人の死者を出したと記録されています。

この洪水で亡くなった人々の慰霊のための墓参りが、260年以上経った現在でも引き継がれているそうです。
今は穏やかに見える千曲川ですが、そういう悲しい歴史があったのですね。

今年も各地で豪雨の被害がありましたが、これ以上悲しいことはおこらないで欲しいです。

夕べ8月15日は、佐久の花火大会がありました。
今までは山に阻まれて家からは見えなかったのですが、新しい家では、なんと居間から花火が見えました。
家でゆっくりビールを飲みながら、初めて最初から最後まで1時間半たっぷり楽しむ事が出来ました。
引越しをして嬉しいおまけがついて来たようです。
いなご

畑の土手を登っていた時、
草むらからピョンと飛んで、私の肘に乗ったイナゴ。
大きな顔ですね~。体長7cmぐらいありましたよ。
さちこ