やさいだより          No.165  2000年 9月29日(金)

秋になり、調子の良くなかったナスが復活してきました。
夏の水不足の頃には、下葉も枯れ落ち元気が無く、もちろん収量もガクッと落ちていたナスです。
それが9月の雨と気温が高かったこともあり見事に復活。
葉は繁り、つやつやぴかぴかの実が沢山ぶら下がっています。嬉しいですね。
雨と太陽。自然の力は計り知れないです。

このナス。今年は1列ごとに肥料の種類や量の組み合わせを変えてみました。
味や成育具合にどれだけ差がでるのか、試してみたわけです。
しかし、樹の大きさは列ではほとんど違いは見られず、
味はなおさら全てが美味しく(手前味噌ですが)全く差は感じられませんでした。
今までとの違いと言えば、今年のナスは甘味があり味が濃く美味しいように思いますが、
皆さんどうですか?甘味があるのは、昨年までとはナスの種類が違うためでしょうか?それとも肥料でしょうか?

樹の大きさや実のなり具合に一番影響していたのは、他でもない水と気温でした。
色々と試してみてはいるのですが、結局作物にとって一番大切なのは雨と太陽、
これに勝るものは無いのではないかと思います。

いよいよ、まんまるファームでも稲刈りが始まり、秋真っ只中という所です。
太陽の恵みをいっぱい吸収して、更に美味しいつやつやぴかぴかのお米になるように、
今年も一束一束ハザ掛け天日干しをしていますよ。        さちこ