やさいだより    No.183  2001年 7月27日(金)

毎日毎日暑いです。
畑がカラカラの状態が続き困っていましたが、最近ではよく夕立が降るようになりました。
私達が住んでいる辺りはこの夕立で助かっていますが、
もっと標高の高い地域ではほとんど雨が降らず大変なようです。

農業を仕事にしなければ、極端な話しずっと晴れてもいいぐらいに思っていたのですが、
今では雨と太陽両方に恋しています。
先日田んぼの除草をしました。
もうとにかくびっしりぎっしり生えていて草を取るのがバカバカしくなる程なのです。
水持ちがよく深水に出来る田は草もよく抑えられているのですが、
先日草を取った田んぼは、
水持ちが悪いと言うより、水がどこかからどぼどぼと流れ出している不思議な田んぼなのです。

白、ピンク、紫と色とりどりの雑草の花に「まあ、きれい」としばし見とれましたが、
放っておけば、来年また大量の草に泣かされることになるので、
退治するぞーっ!と無理矢理闘志を燃やして草を取りました。
稲も大きくなったこの時期は、かがむたびに稲の葉の先端で目を突きそうなので、
それを除けながら田んぼの草取りです。
猛暑で全身汗でびっしょり泥でドロドロ、やっぱり田の草取りはきついです。

汗と言えば、毎日大量に出るので作業着の背中がすぐに変色してしまいます。
特に黒や赤など濃い色のものが分かり易いのですが、
点々としてまるで夜空に星が浮かんでいるような感じです。
農園主は「カビだ」と言いますが、私は背中に星があると思っています。

さて、今日も星を増やすぞ。       さちこ