2009年 6月 5日 号

先月5月27日・28日にことしの田植えをしました。今年も、皆さまに健やかで美味しいお米をお届けします!田植えと同時に、畑では野菜の定植(苗を畑に植えること)作業がピークを迎え、こちらは主に私担当でナスやピーマンの苗を植えつけました。

作業を遡ると、定植をするには、畑では先月号でも書いたマルチ張りをします。マルチを張るには、畑の耕うん。その前には、まず肥料散布。

苗では、定植をするには、本葉3-4枚に育った苗を、更に定植できる大きさに育てるための鉢上げ作業。鉢上げのためには、ポットに入れる土作り(土に鶏ふん等をまぜる)。そして、その前にはまず種まき。種まきをするには、発芽を促す温床作り等と、幾つも段階があります。

田んぼの仕事を見てみると、田植えをするためには、「代かき」といって、田に水を入れて耕うんします。その前には、「荒耕し(あらおこし)」(水を入れる前の田の耕うん)。田の水が漏れないように、畦際に波板を張る作業。そして、まず最初は、畑と同じで肥料を撒きます。

稲の苗では、田植えの1ヶ月ぐらい前に、「伏せ込み」という作業をして苗を育てます。伏せ込みをするには、その場所作り(肥料散布・荒耕し・代かき・・・田んぼのミニ版ですね)伏せこみの前には、種もみの播種。種まきをする直前には、種もみをぬるま湯に浸けて発芽させます。

大まかにこのような作業が田畑同時に進行し、4月5月は怒涛のごとく過ぎ去り、気がつけば早や6月に突入していました。

田植えが終われば、アイガモを放す準備で、田の回りをネットで囲い、動物除けの電柵、テグス張り等など、その合間に稲苗の補植で、一日があっという間に過ぎていきます。

5月29日に到着したアイガモちゃんは、今月6日が田んぼデビューの予定です。今年も、自由に伸び伸びと泳ぎまわってもらいましょう!
シーズンの後半は、いよいよ野菜の収穫時期です。毎日収穫・選別の連続で、体にとっては益々厳しくなりますが、やり甲斐があり気力は充実している時期です。
田んぼでは、太陽が強さを増すほどに稲が大きくなり、それにつれてカモも日々成長し、全てがエネルギーに満ち溢れたギラギラした季節がやってきます。      さちこ
只今準備中!今期、新しい野菜に挑戦し、少量でも皆さまにお届けできたらと考えています。乞うご期待!