まんまるだより 2013年 9月 6日 号
~ 高温と稲 ~
今年は、気温が40度を超すところがあるなど異常に暑い夏でした。
しかし暑さだけでなく、各地に多大な被害をもたらした豪雨に、最近では竜巻も発生しています。
竜巻のロートのように広がる黒い雲は、写真で見てもおどろおどろしく、不吉な感じで胸がざわつきます。
夏の暑さの影響か、今年の稲は丈が伸びて背が高くなったところが多いようです。
まんまるファームの田んぼも、ご多分に漏れず例年よりも稲の丈が伸びました。
強い雨や風で稲は倒れます。
伸びるとそれだけ稲が倒れやすく、倒れて稲穂が地面に着くとお米の食味が落ちてしまうので、倒れないように育てたい、
でも、収量は多いほうが良いのでたっぷりと実のついた穂にしたい。
ということで、農園主を筆頭に・・・といっても二人だけですが・・・
まんまるファームは文字通り一丸となって良いお米を作るよう頑張っています。
春は、如何に田んぼの水もちを良くするかが重要なポイントで、あぜの修理や、雨が多い時は田んぼの水位の調整など、
水を溜めることに苦慮しますが、稲刈りを控えたこれからは、土を硬くして稲が倒れにくいように、
稲刈りがスムーズに進むように、如何に田んぼの水を抜いて土を乾かすかが大変重要になってきます。
水はけの悪いところは、溝を掘って田んぼの外へ水を流します。
先日から、この溝堀りをしている農園主は腕が筋肉痛になったようですよ。
これからの台風シーズンを無事に乗り越えて、今年も皆様の許へおいしいお米をお届けしたいと思います。
- 投稿タグ
- 稲づくり