まんまるだより      2013年 10月 11日

秋の匂い

早いもので、気が付けばもう10月に入りました。
一日ぎっしり詰まっているはずですが、急流のごとく時が流れて、9月は半分ぐらいの長さだったように感じます。
新鮮な経験が多いほど時間の経つのが遅く感じられるという説がありますが、
確かに、意識しなくても全てが新しかった子供に頃に比べると、大人になると敢えて新鮮さを求めなければならなくなりました。ま、楽しいことばかり求めるのですけどね。

周りではほぼ稲刈りも終わり、脱穀をした後の細かな藁を燃やす匂いが漂うようになりました。
煙の匂いといっても、植物を燃やす匂いは鼻を突くいやな香りではなく、のどかな香りで私は好きです。
この煙の匂いがすると、あぁ秋も深まってきたんだなと季節の移ろいを感じます。

秋深し・・・と言いたい所ですが、今年は夏が帰ってきたように暑いですね。
久しぶりに汗びっしょりで働いて、いずれ去るこの暑さを楽しんでいます。

2013-10-10たんぼ
10月10日の田んぼ

2013-10-10稲穂
籾には、産毛がいっぱい。
さちこ