まんまるだより       2014年 2月 14日

~ 蠟梅(ろうばい)の花  ~

3月から12月初めまでの農繁期は、一日だけでも休みたいっ!!と休みに恋焦がれているので、
仕事が一段落した12月は、やっと思う存分のんびり出来るぞと嬉しくてたまらない反面、
急にたっぷり出来た時間を持て余すようなところもあってか、時間がゆっくりと過ぎるような感覚がありましたが、
年が明けた途端、うって変わって急峻な川を流れる水のように時が過ぎていきます。

毎日ダラダラと過ごしてはいないつもりですが、もう2月になったのかと思うと、無駄に過ごしてしまったのじゃないか、
もっともっと色々なことをして有意義に過ごさなければ!と俄かに気持ちが焦りだします。
毎年のことなので、夏ごろから計画を立てれば良いのでしょうが、
仕事が忙しいとあまり先のことまで考える気分ではなくなるのです。・・・と、これは言い訳ですが。

本格的な農繁期が始まるまではまだもう少し時間があります。
予定していることも幾つかあるので、楽しんで大切に過ごそうと思います。

それにしても、陽射しがやわらかく、土が匂い立つあの暖かさは何処へ行ってしまったのでしょうか。
先週8日には寒波の到来で、青空続きの佐久にもとうとう雪が降りました。
雪は強くなったり弱くなったりしながら一日中降り続き、30センチ近くも積もって、この冬初めての銀世界となりました。

一か月以上も季節が進んだようだった今月初めの週末、うららかな日差しの中、
お隣群馬県へ蠟梅(ろうばい)の花を見に出掛けてきました。
普段より10日ほど早い開花だということで、12000本の蠟梅の黄色い可愛い花はほぼ満開で、
心震わせる甘酸っぱい香りを放っていました。

蠟梅1
ロウバイの名前は、花の色が蜜蝋(みつろう)に似ているからとか、
花の質感がろう細工のようだからとか諸説あるようです。