まんまるだより    2014年 12月 26日

~ ビニールハウスの修繕 

稲刈りが終わり、田畑も片付き12月に入ると、強い風と共に寒波がやって来ました。
今年は佐久でも既に何度か雪が降りましたが、雪の多い地方にとっては、長く大変な季節に突入してしまったのですね。

佐久の冬は、雪はほとんど降らず晴れて空気が澄み渡っています。しかし、とにかく寒くて乾燥しています。
1月2月の真冬には、朝の最低気温がマイナス10℃以下に下がる日もあります。
20年前長野に来た時は、3月でしたが、夜は寒さで寝られませんでした。

標高が高く湿度が低い佐久は、1年を通して一日の寒暖の差が大きい所です。
そして、大きな寒暖の差が、美味しいお米や野菜を育てます。
その年の天候が、お米の味にも影響しますので、毎年初めて新米を食べる時には、その味が大いに気になり、
美味しくあって欲しいという祈りで多少緊張するところです。

さて、今年のお米は如何でしょうか?

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今年2月の未曾有の大雪で、ビニールハウス1棟は完全に潰れ、
残る1棟は屋根が一部凹んだ状態でなんとか使っていましたが、
先週の僅か15センチほどでしたが、積もった雪の重みで凹みが大きくなってしまったようです。
このままではこのビニールハウスまで倒壊の可能性があるので、今週急遽ハウスの修繕をしました。

ハウスのパイプはそれぞれ色々な部品でつながっているので、
まずはそれらを一つ一つ外すことから始始めました。


ビニールを取った状態。屋根が凹んでいます。


湾曲しているパイプは地面に突き刺しているので、歪んでいるものを抜いて、新しいパイプを地面に刺した状態。


両側のパイプを繋ぎました。


あばらの上部中央をパイプで固定。


あばらの両サイドも固定し、筋交い(斜めの棒です)を取り付けて完成。

春になったらビニールを掛けましょう。そしてまた、野菜の苗を育てましょう。
さちこ

今年も一年大変お世話になり、誠にありがとうございました。皆様どうぞ良いお年を!