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無農薬米栽培の実際

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無農薬でお米を作る際、最大のポイント&課題は「雑草対策」。

まんまるファームでは、田植え後極力素早く活着するように、力強い苗を育てることに注力しております。
さらに、除草機をかける時期・回数や日々の水管理はその年の気候や稲の生育状況をしっかり見極めて最大の効果が出るように毎日田んぼを見回ります。

(写真クリックで拡大します。)

種籾播種 1.種籾播き
苗箱へ種籾を播種します。電動の播種機を使用しますが、土とピートモスの混合・土入れ・播種後の苗箱を軽トラの荷台へ積み重ねる、等人力の作業が多くて、結構慌ただしい作業です。毎年、仲間農家数軒との共同作業です。(4月中旬)
伏せ込み 2.伏せ込み
種籾播きを済ませたら苗箱を苗代へ運んで、保温のためにビニールトンネルで覆います。(保温折衷苗代)ドロドロの苗代で中腰での作業は腰にきます!
(4月中下旬)
代かき  3.代掻き
田んぼに少し水を入れてトラクターでかき混ぜて、ドロドロにします。田面を均平にし、柔らかくして苗を植えやすくするためです。
(5月中旬)
田植え  4.田植え
毎年乗用田植え機を操るのはカミさんです。私(夫)は苗場を運んだり、水を入れたり落としたりと何枚かの田んぼを走り回ります!
(5月下旬~6月初旬)
除草機  .除草
無農薬米栽培の最大のポイントは、ズバリ「除草」です。雑草の勢いが旺盛になると、養分を雑草に取られたり日光を遮られたりして稲の生育が著しく悪くなって収量が減り、更に稲刈り作業も大変になります。
田植え後数日で生えてくる大量の雑草は、除草機を使用したり、深水にして草を生えにくくしたり、最終的には人間が手で取ります。
(6月中旬~7月初旬)
落水後の溝掘り  .落水後の溝掘り
秋には稲刈りをスムーズに行うために水を落とします。私が耕作する田んぼは水はけが悪い湿田が多く、コンバインが入りやすいよう田面を固めるために溝掘り(溝切り)をします。溝切り機を使用したり、鍬を使って人力で行ったり、排水を良くするための重要な作業です。
(9月初旬)
稲刈り  7.稲刈り
毎年この時期は台風が多くて、風雨で稲が倒伏しないかヤキモキします!もし稲が倒れると
1籾が濡れてしまい食味が落ちる
2泥が付きやすくなって米に泥が混入しやすくなる
3コンバイン(稲刈りの機械)が田面にめりこんで、稲刈り作業が大変になる
等、悪いことだらけ。晴れが続くよう祈るのみ、です!
(10月中下旬)
精米 8.精米・出荷
収穫後の玄米は、専用冷蔵庫で低温保管します。
お客様からのご注文の都度精米し、新鮮な味をお届けします。
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